鵜匠が漁で使う鵜舟は、10~15年で新しい舟に造りかえられます。 そして、この新しい舟を初めて川に浮かべたときに行われるしきたりが、『舟かぶせ』です。 これは、新しい舟で漁をする前に、一度舟を転覆させて沈めてしまい、漁の期間中には転覆しないようにという水難除けとして、代々行われてきました。 また、舟全体を水になじませる意味など、その理由も様々伝えられています。新造船の進水式の日にだけ行われる、たいへん珍しい行事です。
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